シルクの縫い取り織り。

新しい図案を、描いてみています。

今回のモチーフは、
様々な手仕事。

今までに出会った
手仕事の大先輩達がモデルです。

アンティークショップで仕事をしていた時に見た、
布製のシガレットカードの質感を思い出し、
経糸も緯糸も絵緯も、滑らかなシルクで織っています。

風あい工房さんよりお分けいただいた
生成の絹糸と、
教室の生徒さんよりいただいた八重桜で
昨秋染めた、甘撚りの絹糸。

するすると手から逃げる糸は、
子供の髪の毛を結うときの感覚と似ていて、
手加減がとても難しく。

リードを二枚使用して、
53本の経糸の広がりを少なくして、
できる限り織りやすく作業を進められるように。

人との出会い、
素材との出会い、
イメージとの出会い、
その度に、技法の工夫を繰り返し、
リボン織りの可能性が広がってゆきます。

明日、明後日は、リボン織り教室。
先週は、私の体調不良で振替となってしまいました。
皆様と手を動かす時間を楽しみに…
心よりお待ちしています。

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