千鳥格子の細幅布。

リボン織り教室でのご希望と、
手紡ぎ講座の参考作品に、
リボン織り機で、千鳥格子の細幅布を織りました。

サフォークとアルパカの配合を
少しずつ変えて紡いだ4色の糸を、
ふわりと軽く織って。

模様を織りだす装飾的な布の美しさも大好きだけれど、

平織りで織った織地の、
衒いのない、素直な布の美しさも大好きです。
しっかりと縮絨を施し、
三徳袋に仕立ててみました。

織り機から生まれる四角い布を、
無駄なく仕立てた小さな袋。

日本のものは、小さな封筒型に仕立てますが、
以前お手伝いをしていたギャラリーで出会ったラオスのものは、
正方形の袋を封筒型に折りたたんでくるくると巻くものでした。

何れにしても、
その潔さと飾らない美しさに、
小さく織った布たちで、
何個も仕立てたくなってしまう袋です。

江戸時代の人々は、
小銭や、鼻紙や、タバコを入れて使ったそうです。

私は、何に、使おうかしら。

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