糸花生活研究所 季節の手仕事 ー 冬編② 真っ白な糸と布で。

新しい年が動き始めました。

一年のはじめの清い空気に包まれて、真っ白な糸と布に向き合い、一針一針、気持ちを整えます。

染めも織り柄も無い、ただただ肌触りの良い白い布。
何をつくっているのかというと…肌に一番近い衣類を新調しています。

2015.01.07-01
 
密かにずっとつくり続けている下着類は、肌が敏感になってしまった妊娠中に、そして、授乳の始まった出産後に、少しずつ調整しながら、やっと着心地の良い形が見つかってきました。
金具を付けず、薄い織り地でつくった下着類は、本当に着心地が良いです。
2015.01.07-02
 
キャミソール、ブラジャー、ショーツ… ここではキャミソールだけご紹介を…。
バレリーナの練習着に使われるカシュクールという形。着物と同じように、前打合せの形です。
2015.01.07-05
赤ちゃんのものをつくりはじめて気付いたことですが、成長の著しい赤ちゃんも、妊娠や出産で様々に体型の変わる女性も、日々の下着類は、大きさの調整が利く打合せの衣が役立ちます。
2015.01.07-04
 
そしてこれは、よだれの多い娘のために。
肌着と同じく、いつも肌に触れているものなので、やわらかな素材で丁寧につくります。
沢山動いても 指をしゃぶっても 捲れずに着れるように、肌着と同じく紐で結ぶ形です。
2015.01.07-03

真っ白な衣類を新調して、今年も気持ち良く一年が過ごせますように…。

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