展示のお知らせです。

お盆が過ぎ 夏も後半に差し掛かりました。
今年も庭の藍が元気よく育ち、そろそろ生葉染の時期のようです。

さて。この暑い季節に、nysta o gnolaはグループ展に参加します。

鍛 鋳 彫 木 塗 石 ー東京藝術大学 取手共通工房教員展ー

2014年8月20日(水)〜9月7日(日)
*8/23(土)24(日)25(月)9/1(月)定休日

open:8/20~8/30 10:00~17:00
9/2~9/7 10:00~18:00

会場:東京藝術大学 芸大アートプラザ
110-8714 東京都台東区上野公園12-8
tel 050-5525-2102

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藤原洋人の名前で参加しますが、nysta o gnolaの最近の仕事がご覧頂けます。

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数は少ないですが、新作の道具や、ホームページではご覧頂けない一点物の道具、また、今回初めて、ウッドブロックプリントのnystaの布も制作しました。
この展示の後、藤原真子の産休開けまで暫く展示やワークショップがありませんので、お手に取ってご覧頂ける機会に、よろしければ是非お越し下さい。

他の方々の作品も、とても素敵そうです。
私も大きなお腹ではありますが、一度くらいのぞきにいけたらいいなぁと思っています。

 

それでは、展示内容を少しご紹介致します。

まずは、お馴染みのリボン織りリードです。
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今回は、いつものものより目が細かかったり、目数が多かったり、繊細な糸を扱うのに向いているリードが揃っています。
素材も、梨の木を使ったものがあったり、手描きのリードも一点ですが出しています。

そして、シャトル達。
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リボン織りのシャトルの新作、アンティークのネッティングシャトルを元に制作したものも出来ました。(写真左)
こちらは、吊花真弓の木で作っています。
とても緻密な木目は、いつものサルスベリの木目(写真左から2番目)と並ぶ美しさです。
真弓もサルスベリも、美しい花の咲く木です。咲いている姿を想像しながら作業をしていると、織る時間が一層楽しくなってしまいます。

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タティングシャトルも、いつもと違う素材、山桜を使用したものを出品します。
いつもの朴のシャトルも、美しい形に仕上がってきました。
素材が変わると見え方や手触りも随分変わりますので、是非お手に取って確かめて下さい。

そして、今回の展示を彩ってくれる、ウッドブロックプリントの布達。
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もともとインドに伝わるこの技法は、図案を描き、型を彫り、布に摺っていく作業、全てが手仕事でできるプリントの布です。
アトリエの庭の花達が、道具の周りで楽しそうに咲いてくれることと思います。
今回はハンカチやスカーフ等、お持ち帰り頂ける布製品に仕立ててあります。

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これが版になるブロックです。nysta o gnolaでは、ここに筆で彩色していったものを布に押していきます。
今回、ブロックはサンプルしかありませんが、いつかワークショップや販売や…、皆様にも楽しんで頂けたら、と思っています。

最後に、道具達を収めるオーバル裁縫箱のご紹介を。
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ホームページにはない小さなサイズも揃っていて、日常使いや携帯に程よい大きさのものがご覧頂けます。
ひとつひとつ、微妙にサイズや木目が違うので、お手に取ってご覧下さい。

暑い季節ではありますが、上野公園のお散歩がてら、覗いて頂けると嬉しいです。
残りの夏、どうぞお元気でお過ごしください。

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