ドレル織のスリング。

少しずつ少しずつ織り重ねてきたドレル織。

教室の生徒様方に
「何にするんですか?」
とお尋ねいただくたびに、
「まだちゃんと決めていなくて…」
とか
「日常使いの布にできたらいいなぁと思っていて…」
とか
自信がなくて、曖昧なお返事をお返ししながら、
心の中には、できたらいいなぁと思っていたことがありました。

日に日にお腹が大きくなってきて
織り機に座れる時間もどんどん短くなってきていて、
出来上がる自信がなかったのですが、
臨月を迎える直前に
ようやく織り上げることができ、
使い道のご報告を、diaryにて。

二人目は、
一人目に作ったお下がりが多かったり
目の前の娘に必要なものを作ることに追われているうちに
準備をしてあげられるものが少なかったので、

自己満足かもしれないけれど、
何か1つでも、時間をかけて作ることができてよかった…。

細い糸で高密度に織った
柔らかくて丈夫なドレル織。
新しくやってくる小さな人にとって、
居心地良い場所になったらいいなぁ。






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