夜の手仕事。

朝晩冷え込みが増してきました。

あたたかな布を膝や肩に掛けて、
あたたかな飲み物を傍に、
静かな夜の手仕事を。

今晩は、お裁縫箱を開けて、
小さな肌着をチクチクと。

生まれてくる小さな人の肌着は、柔らかなコットンガーゼで。
娘がお腹の中にいた時に作ったものを、
繕ったり、洗い直したり、お手入れをし直して。

6歳の娘には、キャミソール型の肌着を。
市販のニットの下着も着るようになったけれど、
季節の変わり目の敏感な肌には、
布帛の下着がさらりとして心地良いようです。

肌あたりが優しいように、
袋縫い、くけ縫いで、丁寧に始末をし、
タティングレース、リボン織り、花形リリアンなどで、
手仕事の小さな嬉しさを加えます。

静かな夜、月明かりを感じながら手を動かしていると、
昔絵本で見た、丸メガネで揺り椅子に腰掛ける
憧れのお婆さんの気分です。




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