秋の訪れ。

ドアを開けると、金木犀の香り。

昨年より大きく仕立てた長袖に袖を通すのが嬉しかったり、
後ろ髪を下ろすことができることが嬉しかったり、
小さな人の【嬉しい】が重なる、季節の変わり目です。


暑さが和らぎ、庭の時間も心地良くなりました。
娘がお誕生日に自分で選んだ球根は、
「もう少し寒くなってから植えてね。」
というお花屋さんの言葉に、
後何日かしらと、毎朝空気の冷たさを確認しています。
裏庭の臭木の花が、
甘い香りを漂わせ、可憐な花をつけ始めました。
実を集めて染められる日が、いつか来るといいな。

山葡萄の剪定枝で娘と編んだ蔓籠は、
お客様よりお借りしたラタンのかご編みの本を見ながら。
節だらけの蔓なので、鳥の巣のようになってしまいましたが、
子供と楽しむ、小さな秋の恵みです。

秋の訪れとともに、新しい図案も織り始めました。
たくさんの数字を織る予定なのですが、
一体、何になるでしょうか…?
お楽しみに。。。


10月が始まりました。
心地良い秋の日々を、重ねられますように。


カテゴリー: リボン織り, 日々, 未分類 パーマリンク