夏至の日のこと。

夏至の日。
雨は朝のうちに止み、お日様が顔を覗かせてくれました。

庭では、久しぶりにお越しくださった生徒様より分けていただいた
庭石菖の花が、可憐に開いてくれました。


娘にとっては、久しぶりに、1日家で過ごす日でした。

庭でひとしきり山葡萄の実を積んでは、ぶどう屋さんごっこが始まり…
家に戻ると、糸車の馬車ごっこが始まり…

朝から大忙しな、大はしゃぎなスタートでした。

私は、馬車ごっこの隙間を見つけ…
収穫したフラックスの紡ぎに向けて、
少しずつ、
リネンの糸紡ぎの練習をはじめました。


そして、雨の降らぬうちに…

ソープワートを煮出して、お洗濯の時間を。
細かな泡の石鹸水は、染めて織った布ものを、
優しく綺麗に洗ってくれました。

数日お水につけてから挿し木をした残りのソープワートは、
梅雨の水分を含んだ土のおかげで、
無事に根を張りはじめてくれました。

少しずつ勉強をしながら、草木の恵みに触れています。

午後は、朝のうちに仕込んだカルダモンロールを焼いて、
夕方は、実家でキャンドルナイトの食卓を囲んで…
自粛期間を思い出すような、
ワイワイ子供と手を動かす1日を過ごしました。


皆様は、どんな夏至を過ごされたでしょうか。


・・・・・・

さて、今週も個人レッスンの日々が始まります。
娘は、幼稚園の午前保育が再開し、
夫は、大学の通勤が再開しました。

これから夏本番。
それぞれに、日々が動き出します。
健やかな夏の日々となりますように。



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