初夏の手仕事。

お客様より種をいただいて、昨年秋に蒔いたフラックスから、
亜麻の繊維が取れました。

収穫後、種取りをして、
何日も水を換えながら、表皮を剥がれやすくして。

手持ちの道具は、
以前福島県で学んだ苧引きの道具。
亜麻用の道具ではないので、恐る恐る試しながら。

時間はかかりますが、それでも少しの、
長く柔らかな亜麻の繊維が姿を表してくれました。
梳く工程で落ちてしまった短い繊維も勿体なく、
ハンドカーダーにかけて、緯糸用にだったら使えるでしょうか…

50cmくらいのプランター2つで、
取れた長い繊維は、たったの4g。
それでも、嬉しい嬉しい、宝物のような亜麻の繊維です。

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フラックスの種を分けてくださったお客様より、
娘の花の図鑑をご覧頂き、
ソープワートの葉っぱを分けていただきました。
手仕事の楽しみを、いつも沢山教えていただいています。
これからお洗濯に使ってみる予定です。

娘は幼稚園、私は個人レッスンが始まり、
朝のひと時は、かけがえのない時間になっています。

朝ごはんを済ませると、
帽子をかぶって、庭の恵みにワイワイ喜んで過ごす、
初夏の日々です。

 

 

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