型紙のアレンジと、テキストの見直しと。

初夏の日差しを感じる日々。
“Daily work Dress for Humming hand work”
これからの季節を涼しく過ごせるように、ブラウスへアレンジしてみました。

素材は、薄手の綿ローンです。
極細糸を密に織られたローン地は、薄手でも透けず、ふわりと一枚で纏うと、風を含んで、心地良いです。
袖を付けずに袖付寸法と同寸のカフスをつけて。ウエスト線を裾丈にし、紐を通して絞りました。

今回、自分で書いたテキストを見ながら改めて作ってみて、
校正の段階では発見できなかった、わかりづらい表現を見つけてしまいました。
もう既に作ってくださった方、戸惑われた方がいらっしゃいましたら、申し訳ございませんでした。
これから作られる方は、以下を参考になさってみてください。
___________________________________________________________________________________________________________________________

〈ギャザーを寄せる際の、“出来上がり線”という表現について〉
 
袖付、袖口の“出来上がり線”は、縫い代を含まない型紙通りの線のことで、
どちらも、布端から1cmのところを指します。

襟ぐりの“出来上がり線”は、バイヤステープを縫い付ける線を指します。
こちらも、布端から1cmのところです。
襟ぐりのバイヤステープの出来上がりは1cm幅となり、表側の縫い代を1cm、
裏側の縫い代を0.5cmとっています。

___________________________________________________________________________________________________________________________

袖口あき、後ろあきのバイヤステープのつけ方について、初心者の方には美しく仕上げるのが難しいとのお話もありました。

作られてみる中でわからないことなどございましたら、アトリエショップの時でも、教室の時でも、ご遠慮なくご質問ください。
できる限り、サポートさせていただきます。
ブラウスへのアレンジ方法の詳細も、試してみられたい方はどうぞお気軽にお尋ねください。

型紙とレシピのご紹介、まだまだ経験が必要と、痛感しています。
皆さんに楽しんでいただけるよう、修業を積んで参ります…!!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

カテゴリー: 作品, 手芸店, 教室, 洋裁 パーマリンク