しばらく、子供の織り機の準備をしてあげる時間が取れず、
ようやく、娘の念願叶って織り仕事。
リードの目通し、シャトルの糸巻き、織り作業、
開口の順序、緯糸を入れる角度、打ち込み具合、
「いつも、おかあかのおしごと、みてるでしょ。だから、できるのよ。」
と、一人でどんどん織り進めていく姿。
手を動かして暮らしを作っていく喜びを伝えたい 私たちの仕事は、
そのまま、娘に伝えたいことでもあります。
だから、娘と一緒に仕事をすることを選んできました。
周囲に心配され、悩みながらも、いつも一緒にいてよかった。
と思わせてくれた、娘の頼もしい織り姿。
小さな織姫、ありがとう。