大好きなお雛様と、一年ぶりに顔を合わせて、嬉しい娘。
娘は、曽祖母のお雛様を受け継ぎました。
ひいおばあちゃんの気持ちの宿っているお雛様に、きっと、これから娘の気持ちも宿ってゆくのでしょう。
お雛様を作られた方、100年近く経つ今も、大切に飾らせていただいています。
100年後に残るものを作りたい。学生の頃のメモに、そんなことを書いていました。 残るものは、作りたいと作るものではなく、命が宿って残ってゆくものなのだと、 娘の笑顔を見ながら、気付かされるのでした。