糸花生活研究所 季節の手仕事 ー 晩夏から初秋編② タティングレース

diaryを読んで下さっている皆様、ありがとうございます。

先日からはじめてみた “糸花生活研究所 季節の手仕事” diary、
もし「やってみようかな」と思う手仕事があったら、また、nysta o gnolaの道具をお持ちの方も、よろしければ参考になさってください。

今日は、前回の写真の最後に登場したタティングレースについて、お話し致します。
簡単なモチーフでも、編み溜まると鳥の巣のようになってきて、箱を開けるのが楽しみになります…。

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タティングレースは、小さなシャトルと呼ばれる道具で出来る、結び目を繋げていくレースです。

道具が小さいので持ち運びに向くレースの技法で、その昔、西洋の貴族が馬車の移動中にも楽しんだといいます。

結び目の糸の張りで見えてくる表情がとても美しく、糸花生活研究所では、華やかなモチーフを編むというより、単純な結び目の連続を首飾りにしたり、服の縁飾りにしたりしています。

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そのレースをつくる道具。
使っているうちに艶がましていく木のシャトルは、手の中にころんと収まって、手放せなくなってしまう道具です。

nysta o gnolaでは、今のところ3種類のシャトルを製作していますが、その中でも初めての方に使いやすいシャトルが、アーモンドと名付けられた、二つに分かれるタイプのシャトルです。

下の写真のように、はじめの糸端を、開いたシャトルに挟んで固定して使います。

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そのままぐるぐると糸を巻いていき…

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編み進めていきます。

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シャトルをきちんと閉じると、細い糸でも作業中に長く出てきてしまうことがなく、とてもスムーズに進めることが出来ます。

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さて…。これから春までの間に編み進めたレースは何にしましょう。
春の記事でまたお目見えする予定です。

最近はタティングレースの本も沢山出ているようなので、皆様もいろいろチャレンジしてみてください…!

 

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