賑やかな初夏の日々。

足元にはドクダミの光るような白、
目の高さには紫陽花の鮮やかな色合い、
見上げると空向かって開くヤマボウシの眩しさ、
雨の季節に映える花々の美しさにはっとさせられます。

我が家の庭には、ハーブやフラックスを中心に
小ぶりな花が咲き乱れ、
花と一緒に、娘の絵が賑やかな景色を作っています。


そんな景色を見ていると、
次々に織りたいリボンが頭に浮かびますが、
日々は走るように過ぎていき、
diaryの更新も久々になってしまいました。

新型コロナウイルスの影響を受けて
教室は暫くお休みしていますが、
online shopでは新しい企画を進めていて、
手仕事まわりの木製品の販売をスタートしました。
初回にご紹介したスプールホルダーもご好評をいただき、
再販を目指して製作をしています。
新しい商品も発売に向けて試作を重ねていますので、
楽しみにしていただけたら嬉しいです。

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今日は、走るように過ぎていく日々の記録を少し。


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夏を迎える前に、
花が好きな人に、
花のようなふわりとした夏服を仕立てました。
幼稚園や小学校で求められる
自分で素早く着替えられる動きやすい服となると、
Tシャツにハーフパンツやキュロットスカート
というのが定番なのかな。

小さな頃から手作りを繰り返す中で出来てきた
長く着れる我が家の定番普段着は、
襟ぐりの後ろにゴムを入れたTシャツ(?)と、
ポケット付きのキュロットスカートの組み合わせです。

娘の希望のフリルをあしらい、
胸元にはタティングレースのお花をお守りに。
キュロットはいつもよりもギャザーをたっぷりとって、
長く着れるように丈出しできる襞を2段つくりました。
こちらの写真は、同じ型の小さなサイズで
3歳の頃に仕立てたもの。
もうすぐ7歳を迎える今も活躍しています。
大きめサイズでふわりと着るのも、
短めの丈ですっきり着るのも、
長く楽しんでくれています。
こちらは、寝返りが上手になった 元気溢れる男の子の服。
あちこちハイハイで動き回る日も近そうで、
成長に合わせて新しい服を仕立てはじめています。

娘は、キュロットスカートの共布で
ヘアバンドを縫っています。
大きな鋏も持てるようになり、
なみ縫いも美しくなってきたね。


彼女は最近、幼稚園の頃から作っているお花の図鑑の他に、
お菓子のレシピノートも作り始めました。

未だにお稽古事をしていない娘ですが、
お家でやりたいことが盛り沢山で、
学校から帰ってからは急いで宿題をして、
自分の楽しみな時間を過ごしています。

小学生になって、自由な時間は少なくなってしまったけれど、
だからこそ、好きなことは目一杯楽しんで、
自分の時間を忘れないでいられるといいね。

糸花生活研究所では、
そんな賑やかな初夏の日々が過ぎています。


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