描く時間と、織る時間から。

絵付けのご依頼をいただくようになって、
少しずつ、自分の中になかった世界まで
想像の翼を広げるようになりました。
海のモチーフも、そのひとつ。
いつも、とてもワクワク、描かせていただいています。

鈴なりの花のリボンも、ようやく揃ってきました。

鈴蘭
小手鞠
灯台躑躅
木工薔薇

鈴蘭と灯台躑躅は、庭の椿で染めたグレーのリネンを地糸に。

図案帖の発売は、予定より少し遅れて、6月初めとなりそうです。
楽しみに、お待ちいただけたら嬉しいです。

こちらは、リボン織りのアレンジです。
夏の日々のために、
涼しく過ごせるエプロンを仕立ててみました。
黒いエプロンは、作業中の糸がとても見えやすく、
糸仕事の時間に重宝します。

 

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こちらは、娘の手から。

1週間程前から、何やら一生懸命描いている娘。
花の図鑑を作りはじめています。

図鑑で覚えた花、
散歩の中で覚えた花、
中には、庭の花も登場しています。

庭の花には、彼女なりの名前が付けてあって、
鈴蘭 - スプリングホワイトベル
ボケ - スプリングオレンジシャーベット
オールドローズ - スプリングオペラワルツ
ミモザ - スプリングイエロードット
ミニ薔薇 - キャトルセゾンミニホワイトピンク

…といった具合で、
なんだか楽しい図鑑になりそうです。

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長いリボンも、無事に降り終わりました。

タイトルは、
【虹色の花束】とのこと。

腰に結ぶと、いつものワンピースがドレスに早変わり。
お姫様ごっこに使うために、
途中で諦めずに、長く織りためていたのね。

幼稚園も、時々、短時間の分散登園が始まります。
毎日鼻歌を歌いながら自由に過ごしていた娘も、
また、ちょっぴり苦手な集団生活へ、少しずつ戻っていきます。

これから、子供達の日々は、どんな風に進むのでしょう。
穏やかな優しい日々でありますように…
と願うばかりです。



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