しばらく続いていた春のお天気。
日の光で外気があたたまる時間になると、
開け放した掃き出し窓から小さな庭に飛び出す娘と共に。
あたたかな時間帯は、
「見て見て!」の娘と、庭の花々を一緒に見ながら、
窓辺に腰掛けて刺繍をするのが日課になっていました。
毎日少しずつ刺繍を重ねた一枚の布を、
ハンドバッグに仕立ててみました。

どんなに小さくても、
植物の世界はたくさんの魅力に溢れています。
小振りの花も中くらいの花も大輪の花も
皆で一緒に景色を作り出している植物の世界。
-COOHさんテキスタイルの小花の中に、
玉咲きの花と、一輪咲きの花を咲かせました。
一針一針刺繍をする時間は、
自分が小さな虫になって、
花々の周りを飛び回っているような心地です。

バッグが大きく見えるのですが、
大人が持つと、片手で持つのに丁度良いサイズです。
今月末を目指して、
キットのご紹介へ向けて準備をしてゆきます。
皆様にも、楽しんでいただけたら嬉しいです。
お客様の元で刺繍の庭景色の広がる頃には、
人々の世界も、花のような笑顔で賑わっているといいな…