小さな花壇の、小さなガーデナー。

〈最近の娘の発言〉

それは、ご飯の時や、お風呂の時に、
何の前触れもなくはじまります。
初め聞いたときは、???だった発言は、
どうやら全て、花の品種のことらしいのです。

・・・・・・

「う〜ん。でもさぁ、バルボコディウムとカンタブリクスって
おんなじに見えるよね?」
(水仙の原種のこと)

「チンカはりんごのウサギに似てるんだよね。
ティンカでもいいんだって。その方が素敵な名前だよね。」
(チューリップの品種のこと)

「はぁ…(溜息)
チャイナピンクって、とびきり薄くて、素敵だよね〜。
はぁ…(溜息)」
(ヒヤシンスの品種のこと)

・・・・・・

そんな娘へ。

以前、娘のお砂場として使っていた小さな土のスペースと、
こちらも小さな、毎年藍を育てているスペースを合わせ、
今年は、娘の花壇にしてみることにしました。


最初に植える花を選びに、お花屋さんへ行きました。
彼女の探す図鑑の花たちはなかなか見つかりませんでしたが、
その代わりに、娘の選んだ花は、
ラックス・エリス
お花についていた育て方の下げ札にふりがなを振ると、
何度も何度も音読を繰り返していて、暗記しそうな勢いです。


小さな花壇の、小さなガーデナー。
毎朝、お花を見ること、話しかけること、
喉が乾いていたらお水をあげること、
続けられるといいね。



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